1年で最も冷え込む2月。

バレンタインの季節でもあり、甘いものやチョコレートを食べたくなる季節ですね。

チョコレートと相性の良いコーヒーで、心から温まるような幸せな時間をお届けしたい。

そんな思いから「ショコラブレンド」をご準備いたしました。

名前の通り、後味がチョコレートのような風味のショコラブレンド。

ほのかに鼻に抜けていくフルーティさや、アーモンドの入ったチョコレートのような優しい甘さを感じます。

チョコレートとホットのショコラブレンドを一緒に召し上がると、コーヒーの中でチョコレートが優しく口溶ける幸せのペアリングに。

マイルドな味わいから、ミルクとも相性が良いので、カフェオレにするのもおすすめです。

今年はロクメイコーヒーから、ささやかなバレンタインプレゼント。

ほっと温まる時間や幸せなバレンタインをお過ごしいただけましたら幸いです。

淹れたてのコーヒーからは、香ばしい香りがふわっと広がり、どこか落ち着くような気持にさせてくれます。

最初の一口は、アーモンドチョコレートのような香ばしさと滑らかさが感じつつ、ベリーの香りががちょこっと顔を覗かせます。

飲み進めるにつれて、ベリーのような香りに、後口にはダークチョコレートのようなコクと滑らかさがじわっと広がります。

冷え込みきった身体を、ホッと温めてくれる味わいに仕上がりましたので、ぜひコーヒーブレイクにお楽しみくださいませ。

焙煎度：中煎り＆中浅煎り
使用豆：ブラジル、エチオピア、グァテマラ
味わい：バランスの良い味わい
シーン：チョコレートと一緒に。
フレーバーコメント：チョコレート、ナッツ、ベリー

2月にはバレンタインデーがあり、日ごろの気持ちを込めてお菓子をお渡しされる方、またはいただく方も多いのではないでしょうか。

名前の通り、チョコレートの風味があるブレンドをイメージして試作を開始しました。

目指す味わいは、ベリーの風味もありながら、チョコレートのような滑らかさとコクがあるブレンドです。

実は上質なカカオには、コーヒーと似たようにベリーやミント、ナッツなど様々なフレーバーがあるんです。

これを使用したチョコレートは、新しい体験と、幸せな時間を与えてくれる素晴らしいものです。

ベリーのような風味を出すために、エチオピアは外せない！と考えたのですが、心地よいコクを出すための組み合わせに大きく躓きました。

ブラジル、グァテマラ、ミャンマーと、ロクメイの中煎りをそれぞれで使用して、試作を進めましたが、後味の渋さやエチオピアの酸味が際立ち、失敗の連続...

なかなか液体としてまとまりが出せませんでした。

このなかで、エチオピアとブラジルの組み合わせは、液体に丸みもあり目指していた味わいには近くなりました。

しかし、出したいコクが足りず、完全に行き詰ってしまいました。

あるチャレンジをすることで、一気にコクのあるブレンドへと仕上がりました。

それは、グァテマラを少し入れることでした。

私のなかで、ブラジルとグァテマラの組み合わせは渋さが出る印象が強く残っており、手を出していない組み合わせでしたが、足りなかったコクを出すことができたうえ、後口のチョコレート感は心地の良いものでした。

この固定概念がすっと消えた瞬間に、これからの季節ブレンドの作成する幅も大きく広がるきっかけとなりました。

コーヒーでチョコレートの風味を表現したこのブレンドは、単体でも、スイーツとのペアリングともお楽しみいただけますと幸いです！