【ロクメイの、ひと。】みうらっち
こんにちは。みうらっちです。
自分のことを「みうらっち」と呼ぶのは
かなり恥ずかしいのですが笑
ROKUMEI COFFEE CO.のロースター兼バリスタです。
得意なこと、好きなことは深く追求すること。
このコーヒーはなぜ美味しかったのか、この味はどこから生まれてくるのか。
それを知らないまま、放っておくなんてことが出来ないので、ロースターという分からないことだらけのお仕事に熱中しているんだと思います!
日常で飲むコーヒーだったり、カフェで特別な時間を過ごす時のコーヒーだったりと、色んなコーヒーの楽しみ方があると思うのですが、僕は「こだわりって楽しい」をシェアしています。
”淹れ方を変えてみたら美味しくなった”
それは何故なんだろう?
”明日の朝はどんな風に淹れようかな?”
そんな『こだわりや、昨日よりも美味しく作る』ということもコーヒーの醍醐味の一つだと思います。
インスタグラムでは、そんなことを投稿・シェアしているのでよかったら覗いてみてくださいね。
そんな僕の好きなコーヒーはエチオピアのウォッシュド。
コーヒーなのにレモンティーや花のような香り、こんな驚きコーヒーが僕をコーヒーの沼に落としました…
あなたの日常を彩る素晴らしいコーヒーを。
皆様の元へ、もっと美味しいコーヒーをお届けできるよう、更なるクオリティの向上を追求し続けます!
ロクメイに出会うまで
僕はこの仕事に就くまでは、福祉の仕事を3年、その後1年間カナダのワーキングホリデーを利用してバンクーバーのコーヒーロースターでバリスタをしていました。
なぜ仕事をやめてまでコーヒーの仕事をしようと思ったのか。
単純にコーヒーが好きすぎたからです笑
コーヒー素人が一杯の「パナマエスメラルダゲイシャ」で衝撃を受け、所謂「コーヒーオタク」になるまでのめり込みました。
わざわざ海外でバリスタを経た理由
Specialty Coffeeが世界中でブームになり、日本だけでなく海外の情報も知っておくべきだということ。
英語ができれば世界中のコーヒー仲間ができるのではということ。
0から始める自分に一つでも武器が欲しかったからです。
英検3級レベルで海外に飛び込み、最初はコーヒーの注文すら出来ず絶望しましたが…
帰る頃にはTOEIC850点にまでなんとかなることができました。
バンクーバーでできたバリスタ仲間たちのことは一生忘れないでしょう。
カナダから帰ってきた僕は日本のコーヒー事情を勉強しようと地元愛知県や関西のコーヒー巡りをしました。
色んなコーヒー屋さんを調べて巡りましたが、その中で行ったROKUMEI COFFEE CO. NARAで衝撃的なほど感動したのです。
目の前で淹れながらフレンドリーに話してくれる接客。
かっこつけすぎてない優しい空間。
そして、その時に飲んだコスタリカホワイトハニーはめちゃ甘くて美味しかった。
余りに感動してそのまま旅先で即履歴書を作りました笑
その足でそのままROKUMEI COFFEE CO. TOMIO ROASTERYへ。
そこでのサービスもコーヒーもやはり素晴らしく、店員さんにまだ採用はしているか聞くと
「また履歴書送ってね」との返答。
手元には仮で作った履歴書が…
旅先にいて家からは中々奈良まで来ることができない。
直接店員さんと話しているこの機会を逃したら…
「実は履歴書あるんです。」
カナディアンスタイルでその場で履歴書を手渡しました!
(カナダでは直接履歴書を持っていくのは珍しいことではないです。日本ではかなり変な人になると思うのでご注意を。)
なんと!
カウンターの奥には井田代表もいて、その場で面接を受けることに
(今だったら絶対こんな面接はないのでご注意ください笑笑)
緊張の面接と人生の転機
面接が始まり井田さんから聞かれました
「何がしたいの?」
コーヒーが好きで、色々回ってロクメイが美味しくて好きになったことを話しました。
「うちはコーヒーのことは学べんで。」
今でも覚えています。
この言葉が僕のコーヒー人生を変えました。
バリスタであることは、TakeをするのでなくGiveするということ
お店に立つということは「自ら価値を生み出し、お客様に満足していただけるようなサービスを提供する」ということ。
学びたいという姿勢「コーヒーオタク」であるということは会社にとって益はないこと。
学びは自らするもの。
その価値を会社とお客様に提供することこそが社会が求めているもの。
自分本意でなく「スペシャルティコーヒーを通して幸せの輪を広げる。」という他者貢献の軸があるからこそ、素敵なサービスと美味しいコーヒーを提供できる。
僕は今でも「コーヒーオタク」
ROKUMEI COFFEE CO.の中で1番コーヒーオタクである自信はあります笑
コーヒーのことも仕事のことも学び続けます。
お客様に喜んでいただける、コーヒーの価値や楽しみを広げる、そんな焙煎士でありバリスタでありたいと思います。