ロクメイコーヒーでは、何度も取り扱いをしているエチオピアの「イルガチェフェ」エリア。
イディドは、エチオピアの首都であるアディスアベバから車で7時間半ほどかかるところに位置しています。
ここは一番高い標高が2,000mを超え、昼夜の寒暖差にも恵まれているので高品質なコーヒーの代名詞として世界中のコーヒー関係者から評価されています。
生産者のバイェネ ドリ氏(以下、バイェネ氏)はエチオピア南部イルガチェフェディストリクト、イディドに位置するトゥリセという村で自らの名前を冠したドライングステーション(以下、DS)を所持し、精製と乾燥を行っています。
イディドは極めて高い標高から生み出される大きな寒暖差で複雑かつ華やかで、個性的なコーヒーが生産出来る地域です。
周辺の約650戸の小規模生産者は、自然林に囲まれる中で栽培されたコーヒーチェリーをバイェネ氏のDSへ運び入れています。
乾燥時には偏りが出ないように攪拌を繰り返し、陽射しが強い日中と雨のリスクが生じる夜間にはカバーで覆って管理しており、乾燥工程にはトータルで15~18日をかけています。