【コーヒーのこと。】コーヒー豆の正しい保存方法は?ロクメイコーヒーのおすすめ保存法3選!
コーヒー豆を買ったものの、飲み切るまでの保存法方は味わいに大きく影響します。
なんとなく、そのまま置きっぱなしは悪い気がするし…
冷蔵庫や冷凍庫に入れると良いなんて聞くけど、どれが正解かわからない。
そんな悩みを持つあなたに、ロクメイコーヒーのおすすめ保存方法と、その理由をご説明していきます!
この記事をざっくり言うと…
- まずはコーヒー豆の保存の正しい知識。高温多湿にとっても弱い。
- コーヒー豆の味わいに悪影響が出るのは半年以上。
- 保存方法としておすすめするのは大きく3パターン。
目次
コーヒー豆保存の正しい知識。まずはコーヒー豆の性質を知ろう!
コーヒー豆の保存の1番の目的は「美味しい状態を保つ」こと。
美味しい状態を保つためには、なんのためにその保存方法が選ばれているのかを知る必要があります。
まずはコーヒーの性質を知っていきましょう。
コーヒー豆の大敵、酸化。
まず、美味しいコーヒー豆のもっとも避けたい劣化の一つが、「酸化」です。
コーヒー豆が酸素に触れることで、起きてしまい、この酸化が進むと酢酸のような鳥肌が立ってしまうような酸っぱいコーヒーになってしまいます。
美味しい成分の通り道を防いでしまう、湿度。
湿気を含んだコーヒー豆は、抽出をするときに美味しい成分が出にくくなってしまいます。
綺麗に焙煎されたコーヒー豆は特に湿気を吸いやすいため、湿度の高い場所での保管は控え、特に夏場は気をつけましょう。
低すぎても、高すぎても難しい、温度。
コーヒー豆自体の温度は、コーヒーを抽出する際に大きく影響します。
コーヒー豆の温度が低いと、しっかりと抽出してあげないと美味しい成分までなかなか到達できません。
反対に、コーヒー豆の温度が高いと、渋みや苦味などの出涸らし成分まで到達してしまい易くなります。
保存法方で豆の品質が変化してしまう、と言うよりは成分を引き出す時に、コーヒー豆の温度が影響すると言うイメージを忘れずにしましょう。
コーヒーの知られざる効能、吸臭力!
コーヒー豆は、時には消臭剤としても使用されるほど、ニオイを吸収します。
このニオイ移りはとってもパワフルなので、ニオイの強い食材や芳香剤の近くに置いてしまうと、ぐんぐん吸収してしまいます。
コーヒー屋さんのパッケージの鮮度を保つ工夫。
コーヒー屋さんの多くが、コーヒー豆の鮮度を保つ工夫がなされたパッケージを使用していると思います。
ロクメイコーヒーももちろんコーヒー豆のパッケージにはこだわりがたくさんあるんです。
1.こだわりのパッケージ!
まずは、デザインが素敵と思っていただけるよう、デザインにはとてもこだわっています。
美味しさにつながる見た目も大切ですよね。
2.パッケージ裏に隠されたバルブ
実は、ロクメイコーヒーのパッケージの裏にはバルブが埋め込まれています。
これは、コーヒー豆から放出されたガスを適度に放出するバルブなんです。
弁がついているので、外の空気が入ることはありません。
コーヒー豆のガスが空気を押し出し、酸化を進ませることなく、皆さまの手元にお届けできるんです。
3.光を通さない構造
パッケージの内側をご覧いただくと、銀色になっていることがわかると思います。
これは、遮光性を高めるために内側に加工をしています。
こんなふうに、美味しいコーヒーをそのまま皆さまのもとへお届けする工夫が詰まっています。
正しい保存方法は?ロクメイコーヒーがおすすめする3つの保存法方とその理由。
今回は「消費ペース」「保管場所」「注意点」の3つのポイントでご説明していきます。
1.コーヒー豆は購入から2ヶ月程度で飲み切る!という方には常温保存がおすすめです。
基本的に、コーヒー豆を裸で置く、なんてしない限りは、常温保存で美味しくお楽しみいただけます。お送りする際のパッケージのまま、しっかりと口を閉じて常温で保存していただいて大丈夫です。コーヒーの鮮度として、美味しい状態で安心してお楽しみいただける期間です。
ただし、夏場など湿度が高くなってしまう場合には十分に注意してください。
また、冷凍庫での保管をするとコーヒー豆の温度が低くなり、成分が出にくくなるため、ご購入から2ヶ月程度で消費されるのであれば、常温保存の方がより手軽に美味しく楽しめます。
2.コーヒー豆は購入から2~4ヶ月以上かけて飲み切る!という方には冷凍保存をおすすめします。
冷凍保存は、酸化による劣化防止にとても効果的です。
ニオイの強いものとは離して保存しましょう。
また、冷凍保存することで、酸化は防止できますが、結露によって味わいを損なう可能性がありますので、注意が必要です。コーヒー豆を冷凍庫から出して結露が起きると、コーヒー豆に水分が付着します。水分に触れたその瞬間から、すぐにコーヒー豆から成分が出ていってしまうので、抽出後に美味しい成分がきちんと楽しめない……ということが起きてしまいます。
少し手間になりますが、毎回の使用分を小分けにして、必要な量だけ取り出して使用することで、結露による品質の低下を下げることができます。
また、冷凍したコーヒー豆は、解凍せずにそのまま挽いて、抽出を開始することができます。
「しっかり解凍したほうがいいのかな……?」と思いがちですが、ゆっくりと解凍している間も結露は発生します。コーヒーに水分が付着し、おいしい抽出ができなくなる要因になるので、冷凍庫から出したコーヒー豆はすぐに抽出に使用しましょう。
3.キャニスターや缶などの密閉容器を使用して保存する。
キャニスターや密閉度の高い缶に入れて保存される方も多いのではないでしょうか。
こちらも消費ペースに合わせて保存場所を変えていただければ美味しくお楽しみいただけます。
ただし、多くのキャニスターは空気を吐き出す機能はありません。そのため、フタの開け閉めの回数が多ければ多いほど、新鮮な酸素を送り込むことになってしまいます。
バルブつきのコーヒーパッケージはコーヒー豆からガスが発生するたびに空気を外に推し出してくれるので、少量であればキャニスターへ移し替えるよりも、袋のまま保存する方が鮮度を保てる場合もあります。
★冷蔵保存は?
コーヒー豆を冷蔵することで、常温保存より少し長く鮮度を保つことができます。
ただし、冷蔵保存はとても注意が必要な保存方法です。
ニオイの強い食材と一緒に保存すると、コーヒー豆はニオイを吸収してしまいます。キムチや納豆などは特に一緒に入れないように気をつけましょう。
また、冷蔵庫を開け閉めするとそのたびに温度変化が起こり、結露や湿気が発生する要因になります。水分や湿気は、コーヒー豆保存の大敵です。
よって、冷蔵保存は懸念点が多く、取り扱いに注意が必要です。そんなわけで、ロクメイコーヒーでは2ヶ月以内は常温保存、それ以上は冷凍保存をおすすめしています。
まとめ。
いかがでしたか。
コーヒーの性質と保存方法についてご紹介してきました。
要点をまとめると…
・コーヒー豆は高温多湿に弱くて、ニオイを吸いやすい。
・コーヒー屋さんのパッケージは高性能の場合が多い。
・消費ペースに合わせて保存法方を選ぶと◯
この記事を読んで、正しいコーヒー豆の保存法方を知り、より美味しいコーヒーを楽しめる毎日を過ごしていただけますと幸いです。