「風鈴の音に涼を感じながら、グラスの氷がほろりと音を立てる。」
そんな夏の午後にぴったりの味わいを目指しました。
今回使用した豆は、華やかさと果実感が特徴的でコーヒーラバーに大人気の「エチオピア」です。
エチオピアの「ハニー製法」、「ウォッシュド製法」、「ナチュラル製法」の精製方法違いの豆を贅沢にブレンドしました。
そもそも「精製方法」とは、を簡単に説明します!
コーヒーはもともとサクランボのような果実になっています。
収穫した果実(コーヒーチェリー)の中に詰まった種子を取り出し、精製処理を行うことで、生豆という状態になります。
その生豆に火をかける焙煎を行い、皆さんがご存じの茶色いコーヒー豆が出来上がるんです!
この精製処理の方法によって、その後の味わいや風味に大きな違いが生まれます。
ナチュラル製法では、果肉ごと乾燥させることで、果実に含まれる糖分をしっかりと移すことで、フルーティで芳醇な味わいに仕上がりやすいという特徴があります。
ウォッシュド製法では、水を使用してコーヒーの果肉を洗い流した後、発酵と乾燥を行うことで、すっきりとした綺麗な味わいのコーヒーに仕上がります。
ハニー製法では、果肉をパルパーという機械で取り除き、種子のまわりのミュージレージ(粘液)を残したまま乾燥させます!乾燥中にテカテカした光沢を放ち、色や質感がはちみつのようだったため、「ハニー」と名付けられたといわれています。
それぞれの製法の特徴を生かしつつ、夏にぴったりのブレンドに仕上がりました。
この夏だけの特別な味わいを、ぜひお楽しみください!