ロクメイコーヒーでは2021年から「ミャンマーマイクロミルプロジェクト」というミャンマーの農家を支援するプロジェクトに参加をしています。
アレルチャウン村の標高は1,400m~1,600mと高く、気候も冷涼なので、高品質なコーヒーが作られる条件が整っています。
「ミャンマーをコーヒーベルトに」というビジョンを掲げるGenius Shan Highlands Coffee(ジーニアス シャン ハイランズ コーヒー)というプロデューサーさんによって、コーヒー生産に携わる方々への技術指導や、苗木・資材等の提供を行っています。
このミルが出来るまでは、ジーニアス社がコーヒーチェリーを農家さんから買い取り、加工することで、生豆に仕上げていました。
ジーニアス社の加工技術は素晴らしいのですが、もし小農家さんたちが自分たちの手でコーヒーの加工を行い、それをジーニアス社が買い取るという仕組みが出来れば、摘み取ったコーヒーチェリーに付加価値をつけることで、農家さんたちはこれまで以上により高い収入を得ることが可能になります。
一方で、生産者さんが自分たちで加工するということはリスクも伴います。
加工後の責任までを自分で持つということになるので、例えば乾燥させるときにカビさせてしまって販売出来ない…なんてことも可能性としてはあります。
そのため、きちんとした技術の指導や道具の使い方が重要になってきますし、中には自分で加工することに消極的な農家さんも、もちろんいらっしゃいます。
アレル・チャウン村の管理メンバーは、今後もどんどん品質向上に取り組んでいこう!という意欲溢れるコミュニティです。
アレルチャウン村のみんなが作ったコーヒーをぜひお楽しみください。