【私の珈琲時間。】vol.4 具バリスタの、「コーヒーと音楽と。」
ロクメイコーヒーのバリスタの、それぞれのコーヒーとの触れ合いを覗き見る『私の珈琲時間。』
今回は、奈良本店の具バリスタの珈琲時間です。
仕事中と、プライベートでコーヒーの楽しみ方を完全に分けているという具バリスタは、『コーヒーと音楽』という珈琲時間を教えてくれました…
目次
コーヒーと、音楽と。
こんにちは!ロクメイコーヒー奈良本店でバリスタをしている具と申します。
僕は、バリスタという仕事をする前から、コーヒーが元々好きで、今も色々なコーヒーを飲みます。
バリスタとして、仕事中にコーヒーを飲むときは、日々のコーヒー豆のお味をお客様にお伝えするためのテイスティングや、他のメンバーと一緒に味のすり合わせのためにエスプレッソやドリップコーヒーを飲むことが多いです。
そこはやはりお仕事なので、ただ単に「美味しいなぁ」だけではなく、どう美味しいのかを分析しながら飲むことが必要になってきます(すごく好みにあうときは、美味しいなぁが最初に来ることもありますが…)。
しかし、家でコーヒーを飲むときは、リフレッシュするためやリラックスするために飲むことがほとんどです。
僕の場合、そんなときに必要不可欠なのが音楽。
もともと音楽鑑賞が趣味で、レコードやCDを集めているのですが、好きな音楽と好きなコーヒーが合わさると、それはそれは至福な時間を過ごすことができます。
さて、そんな音楽とコーヒーですが、ただコーヒーを飲みながら音楽を聴くのではなく、コーヒーに合わせて聴く音楽をセレクトしたり、または音楽に合うコーヒーを淹れるのがとても楽しいのです!
コーヒーと音楽のペアリングと言ってもいいのでしょう。
ロクメイコーヒーでは、常時15種類以上のコーヒー豆があり、さらに毎月新しいコーヒーが登場するので、音楽とのペアリングの組み合わせは無限大です…
今回は、定番のロクメイのコーヒーと、僕の好きな音楽でのペアリングの例を挙げてみようと思います!
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
具バリスタおすすめの、音楽ペアリング!
ロクメイコーヒーの定番ブレンド、ロクメイブレンド
まずはロクメイコーヒーの基本となる、ロクメイブレンド。
バランスがとても良く、マイルドでバランスの良い味わいと、後味にふわっと残るほのかな果実味が魅力です。
このバランスのよいブレンドには、1970年代のアメリカで生まれた、アコースティックギターを主体とした、シンガーソングライターの音楽が合うように思います。
優しいアコースティックギターの音と、素朴な歌声が、ロクメイブレンドに寄り添ってくれますね。
爽やかなコスタリカと合わせる。
ロクメイコーヒーと比べて、もう少し爽やかな果実感を感じたい時には、コスタリカのイエローハニーが持つ、みかんのようなフレーバーをよく楽しみます。
はちみつのような甘さや、時々覗かせるナッツのような香ばしさが気持ちを落ち着かせてくれますよね。
このコスタリカには、僕ならジャマイカで生まれたレゲエを合わせたくなります!
1960〜1970年代のレゲエはゆったりとしたリズムや、明るいサウンドが特徴的です。
コスタリカのイエローハニーの柑橘のフレーバーと合わせると、明るい気持ちになれます。
深煎りのコーヒーと合わせるなら?
深煎りのコーヒーでしたら、ロクメイの深煎りの中でも大人気のインドネシアを例に挙げてみましょう。
ハーブのような後味や、スパイスのような複雑さが特徴的です。
どっしりとしたコクが力強く、気持ちを落ち着かせたいときに飲むとまた格別です。
さて、こちらのコーヒーには1950年代に生まれたモダンジャズがピッタリだと思いました。
1960年〜1970年代の日本では、ジャズ喫茶という、レコードでジャズを聴きながらコーヒーを楽しめる喫茶店がたくさん存在していたようです。
アーシーなフレーバーだけでなく、どっしりとしたコクや苦味が楽しめるインドネシアは、個人的にはどこかクラシックな、昔ながらのコーヒーをも思わせます。
クラシックなジャズと合わせると、家にながらもジャズ喫茶気分が味わえます!
ちなみに先日の休日には、ダークチョコレートのようなまったりとしたサルサワブレンドと、1970年代のソウルミュージックを合わせてみました!
少しハスキーな歌声と、ベースのリズムが、ほろ苦いサルサワブレンドとの相性がぴったりでした!
最後に。
いかがでしたでしょうか。
今回は、ロクメイコーヒーの定番コーヒーと合わせてご紹介しましたが、その時聴いている音楽に合わせてコーヒーを選ぶこともあるんです。
お仕事終わりや、週末にゆっくりとコーヒーと音楽に浸る時間…
想像するだけで、とっても素敵な時間ですよね。
特にルールも正解もないからこそ、自分の世界にたっぷり浸って、幸せなコーヒータイムをお過ごしいただけますと幸いです。